『名古屋で京都のひとときを。』
ジェイアール名古屋タカシマヤを訪れた際、館内のカフェはどこも混んでいたため、レストラン街へ向かいました。
以前から漠然と『行きたいな』とは思っていましたが、京都のお店ですし、お茶系のメニューが多いかなと思って避けていました。私はコーヒーが飲みたい派なので。
ですが、メニューを見るとコーヒーもあったので、ちょうど席が空いていそうだったこともあり入店しました。
正直、コーヒーについては強く印象に残るものはありませんでしたが、一緒に頼んだ『きなな』の味は、あえてこの記事に書きたいと思うほどのものでした。

✻ 京きななとは
京都・祇園で親しまれてきた「京きなな」が、名古屋にプレミアム店舗として出店。
きなこを中心に、素材のやさしい味わいを大切にしながら、京都らしさを五感で楽しめるお店です。
店内の設えや器からも、その世界観が伝わってきます。
✻ 購入時の状況
左側の暖簾をくぐった先に、イートインスペースがあります。

2人がけのテーブルが3席のスペースになっていました。

座席の壁には、風景が映し出される映像演出があります。京都のカフェでお茶をしているかのような、落ち着いた雰囲気でした。
季節ごとに異なる風景が映し出されるため、訪れるタイミングによって印象が変わりそうです。小さな空間ながら、閉塞感を感じにくい工夫がされていると感じました。
平日の14時頃に訪れたところ、空いていたのは1席のみでした。入店後には数組の待ちのお客さんも見られたため、タイミングによっては待ち時間が発生しそうです。
こちらの店舗では先にメニューを決め、お会計をしてから席に案内されます。注文を受けてから丁寧に準備されるため提供にも少し時間がかかる印象でしたが、座席が限られている分、1時間制というルールもありました。新幹線などの時間が迫っている「急ぎの遠征」の合間にはあまり向かないかもしれませんが、今回は運良く座れました。
✻ きななの竹取物語|商品情報
・商品名:きななの竹取物語
・味:わらび餅・きなこロールケーキ・きななソフト
・購入価格:1,450円(税込)
・利用方法:イートイン
✻ 鼻に抜けるきな粉の風味|きななの竹取物語レビュー

きななの竹取物語は、数種類の中からお好きなスイーツを3つ選べるメニューです。
私は、わらび餅・きなこロールケーキ・きななソフトを選びました。
いろいろ少しずつ食べたい方には、こちらを選ぶのがおすすめです。
わらび餅は、食感は弾力がありつつも柔らかめ。
きなこが前面に来ると、口に含んだ瞬間に少しパサつきを感じます。
しかし、それはきなこ本来の性質を大切にしているからこその質感。
ガツンとした食べ応えや分かりやすい甘さを求める方には不向きですが、究極に削ぎ落とされた素材の個性を追求したい方には、一度は体験してほしい味です。

ロールケーキは、きな粉クリームとあんこを巻いた構成で、全体としてとても軽い口当たりです。
甘さは控えめで、口に残るのはきな粉の香ばしさと、あんこの穏やかなコク。
わらび餅が「素材の個性を削ぎ落として突き詰めた味」だとしたら、このロールケーキは、京きななの世界観をやさしく分かりやすく体験できる一品だと感じました。
きな粉菓子に慣れていない方や、最初の一口として選ぶなら、このロールケーキが一番とっつきやすいと思います。
反対に、素材感や個性を強く求める方には、少し物足りなく感じるかもしれません。

きななソフトは、甘ったるさはなく、すっとした後味が印象的ですが、
ミルクのコク自体はしっかりと感じられるバランスの取れた味わいでした。
甘さはやさしく、軽すぎるわけでも重すぎるわけでもなく、
ミルキーさを土台にしながら、きな粉の風味がほんのりと重なります。
きな粉特有の粉っぽさはなく、舌に残るざらつきも感じません。
香ばしさは主張しすぎず、最後までなめらかに食べ進められる印象です。

セットの中では、味の分かりやすさと満足感を兼ね備えた一品で、
わらび餅やロールケーキで感じた京きななの世界観を、
きれいにまとめてくれる役割を担っているように感じました。
✻ チョコっと情報
▪ ソフトクリームやフロートなど、テイクアウトのメニューもあります。
近くには椅子だけの休憩スペースもあるので、店内が混んでいるときはテイクアウトして利用するのもありだと思います。
▪座席数は限られていますが、席間が詰まりすぎていないため、スーツケースなどの大きい荷物を持っていても落ち着いて過ごせそうな印象でした。
お店の最新情報は 公式Instagram または、 公式サイト でチェックできます。
🧳アクセス・店舗情報
店名:京きなな 名古屋店
住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 タワーズプラザ 13F
営業時間:11:00〜20:00
定休日:無休

